原文
tatra sthitau yatnaḥ abhyāsaḥ
和訳
心の働きを制御し安定した状態にとどまるための努力が、アビヤーサ(修習)である。
解釈
前節で述べた通り、ヨガでの修習とは、瞑想や呼吸法、倫理的行動(ヤマ・ニヤマ)といった実践を指します。
なお、ここで言う「修習」には、アーサナ(坐法・身体の姿勢)も含まれます。
ただしアーサナは、ポーズをとること自体が目的なのではなく、こころが安定した状態にとどまるための、身体的な土台を整える実践として位置づけられています。
身体が不安定であれば、呼吸が乱れやすく、注意も散漫になりがちです。
そのため、心の修習を支える一つの手段として、アーサナが重視されてきました。