原文
mṛdu-madhya-adhimātratvāt tato’pi viśeṣaḥ
和訳
修行の熱心さには「弱い・中くらい・強い」といった程度の差があり、それに応じて結果にも違いが現れる。
解釈
ここでは、修行には「向いている/向いていない」といった資質の差があるというよりも、取り組みの強度によって結果に違いが出ると示されています。
弱い取り組みであれば歩みはゆるやかになり、強い取り組みであれば進みも速くなります。
それは才能の問題ではなく、目標への集中の度合いの問題です。
そしてこの節は、前節で述べられた「強い動機を持つ人ほど近い」という内容を、さらに段階的に整理したものと理解できます。
ヨガの道は一律ではなく、取り組みの強さに応じて差異が生じる──その現実的な視点を示しているのです。