1.22

原文

mṛdu-madhya-adhimātratvāt tato’pi viśeṣaḥ

和訳

修行の熱心さには「弱い・中くらい・強い」といった程度の差があり、それに応じて結果にも違いが現れる。

解釈

ここでは、修行には「向いている/向いていない」といった資質の差があるというよりも、取り組みの強度によって結果に違いが出ると示されています。

弱い取り組みであれば歩みはゆるやかになり、強い取り組みであれば進みも速くなります。

それは才能の問題ではなく、目標への集中の度合いの問題です。

そしてこの節は、前節で述べられた「強い動機を持つ人ほど近い」という内容を、さらに段階的に整理したものと理解できます。

ヨガの道は一律ではなく、取り組みの強さに応じて差異が生じる──その現実的な視点を示しているのです。