1.8

原文

viparyayo mithyā-jñānam atad-rūpa-pratiṣṭham

和訳

誤った認識(ヴィパリャヤ)とは、対象をその真の姿とは違う形で認識してしまうこと。

解釈

こころの働きの二つめは、「誤った認識」です。

対象本来の姿ではなく、それとは別のイメージや思い込みを土台にして認識が組み立てられてしまっている状態を指します。

重要なのは、「嘘をついている」とか「道徳的に間違っている」という話ではなく、対象そのものではない姿を土台にして認識が始まってしまうことがある、という点です。